つい先日阪神5131Fが運用を終了し、現在解体作業が進んでいる状況です。
5131Fの最後の活躍を見届けたわけではありませんが、2年ほど前から阪神のチョッパ車を積極的に追いかけていました。
私の場合は写真というよりかは走行音でその活躍振りを記録し、5131形・5331形共に何らかの形で記録を残すことができました。
【1.5131Fとの最後の一日】
△5131F走行音 その1
収録:2019年2月20日
区間:高速神戸→阪神神戸三宮
車両:5131形5131F C#5132(武庫川車両 1981年)
△5131F走行音 その2
区間:尼崎→千船
車両:5131形5131F C#5134(武庫川車両 1981年)
まずは私のフォルダの中に残っている最後の5131Fの走行音です。
この日はまず5131Fを高速神戸で目撃し、1回目収録では三宮まで収録しました。
時間も夕刻なので平日昼間と比べれば乗客も多いのですが、収録出来るレベルになるくらいには車内が大人しかったので公開することとしました。
一旦三宮で下車した後は芦屋まで特急に乗り、5131Fの写真を撮ることとしました。
かなりイビツな形をしているチョッパ装置、全国的にも数の少ない東芝製のものです。
波板のようで遠目で見るとちゃんと通風できてるのか疑わしく感じますが、近くで見ると細かい網目から中身が見えるので心配ご無用。
一方で5331形の三菱製チョッパ装置の写真は持ち合わせていませんが、京都市営地下鉄10系等でよく見るような三菱の標準的な形だったようです。
そして芦屋から西宮まで特急に乗って5131Fに追いつき、ここからは終点まで乗り通してみることとしました。
そして尼崎からは走行音を収録しました。
先程と違うのはかなりのスピードを出す地上区間である点、車両を最後尾にした点、そしてブロワーの音がよく聞こえる神戸側台車で収録した点です。
環境こそ完璧とは言えませんが、なんとかモノになりました。
そして梅田で名物ミックスジュース片手に5131Fとさよならしました。
これが5131Fとの最後の瞬間でした。
【2.5131形と5331形聞き比べ】
△5131F走行音 ショートVer.
収録:2018年2月9日
区間:高速神戸→阪神神戸三宮
車両:5131形5131F C#5132(武庫川車両 1981年)
△5331形走行音
収録:2017年2月14日
区間:出屋敷→武庫川
車両:5331形5331F C#5334(武庫川車両 1982年)
平たく言えば違いは断流器の音です。
東芝製の5131形では「ズドン」という低く鈍い音なのに対して、三菱製の5331形では「ガココン」という高く軽い音です。
もう一つ、分かりにくいですがチョッパの音が、東芝製ではちょっとヌルッとした感じになっています。
そして5131形のもう一つの目玉は、台車と主電動機が5231形(1961年登場)の流用品であること。
台車は当時阪神の標準であった金属ばね台車のFS-343、主電動機は75kW-300VのTDK-814-Bです。
モーター音は5001形の音をそのまま小さくした感じで、低音が目立つ感じの如何にも阪神らしい音です。
【3.写真ギャラリー】
2016年7月3日撮影 大物駅
もう三年前の写真です。
5139Fも2017年11月を最後に運用を離脱しました。
2017年8月11日撮影 出屋敷駅
ケツ打ちですが、波板のようなチョッパ装置が見えます。
2016年11月2日撮影 尼崎駅
5331Fの写真を探してみたのですが見つかったのはこれを含む2,3枚でした。
走行音にしろ、写真にしろ、年数が経つとやがて何気ない記録も大きな資産になります。
趣味事は何事に対しても続けることが大切で、今コツコツやっていることは2年後3年後の資産になるかもしれないと想いながらやるとモチベーションも自ずと上がってきます。
私も走行音を3年続けてようやくこの境地にたどり着きました。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
前ブログに引き続き「鉄道コム」に参加することにしました。
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5131Fの最後の活躍を見届けたわけではありませんが、2年ほど前から阪神のチョッパ車を積極的に追いかけていました。
私の場合は写真というよりかは走行音でその活躍振りを記録し、5131形・5331形共に何らかの形で記録を残すことができました。
【1.5131Fとの最後の一日】
△5131F走行音 その1
収録:2019年2月20日
区間:高速神戸→阪神神戸三宮
車両:5131形5131F C#5132(武庫川車両 1981年)
△5131F走行音 その2
区間:尼崎→千船
車両:5131形5131F C#5134(武庫川車両 1981年)
まずは私のフォルダの中に残っている最後の5131Fの走行音です。
この日はまず5131Fを高速神戸で目撃し、1回目収録では三宮まで収録しました。
時間も夕刻なので平日昼間と比べれば乗客も多いのですが、収録出来るレベルになるくらいには車内が大人しかったので公開することとしました。
一旦三宮で下車した後は芦屋まで特急に乗り、5131Fの写真を撮ることとしました。
かなりイビツな形をしているチョッパ装置、全国的にも数の少ない東芝製のものです。
波板のようで遠目で見るとちゃんと通風できてるのか疑わしく感じますが、近くで見ると細かい網目から中身が見えるので心配ご無用。
一方で5331形の三菱製チョッパ装置の写真は持ち合わせていませんが、京都市営地下鉄10系等でよく見るような三菱の標準的な形だったようです。
そして芦屋から西宮まで特急に乗って5131Fに追いつき、ここからは終点まで乗り通してみることとしました。
そして尼崎からは走行音を収録しました。
先程と違うのはかなりのスピードを出す地上区間である点、車両を最後尾にした点、そしてブロワーの音がよく聞こえる神戸側台車で収録した点です。
環境こそ完璧とは言えませんが、なんとかモノになりました。
そして梅田で名物ミックスジュース片手に5131Fとさよならしました。
これが5131Fとの最後の瞬間でした。
【2.5131形と5331形聞き比べ】
△5131F走行音 ショートVer.
収録:2018年2月9日
区間:高速神戸→阪神神戸三宮
車両:5131形5131F C#5132(武庫川車両 1981年)
△5331形走行音
収録:2017年2月14日
区間:出屋敷→武庫川
車両:5331形5331F C#5334(武庫川車両 1982年)
平たく言えば違いは断流器の音です。
東芝製の5131形では「ズドン」という低く鈍い音なのに対して、三菱製の5331形では「ガココン」という高く軽い音です。
もう一つ、分かりにくいですがチョッパの音が、東芝製ではちょっとヌルッとした感じになっています。
そして5131形のもう一つの目玉は、台車と主電動機が5231形(1961年登場)の流用品であること。
台車は当時阪神の標準であった金属ばね台車のFS-343、主電動機は75kW-300VのTDK-814-Bです。
モーター音は5001形の音をそのまま小さくした感じで、低音が目立つ感じの如何にも阪神らしい音です。
【3.写真ギャラリー】
2016年7月3日撮影 大物駅
もう三年前の写真です。
5139Fも2017年11月を最後に運用を離脱しました。
2017年8月11日撮影 出屋敷駅
ケツ打ちですが、波板のようなチョッパ装置が見えます。
2016年11月2日撮影 尼崎駅
5331Fの写真を探してみたのですが見つかったのはこれを含む2,3枚でした。
走行音にしろ、写真にしろ、年数が経つとやがて何気ない記録も大きな資産になります。
趣味事は何事に対しても続けることが大切で、今コツコツやっていることは2年後3年後の資産になるかもしれないと想いながらやるとモチベーションも自ずと上がってきます。
私も走行音を3年続けてようやくこの境地にたどり着きました。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
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