2019年03月

Aシートの登場から一週間、現在姫路~野洲間の新快速電車一日2往復のみで運行されています。
ここ1週間は見事なまでにオタ席状態になっていましたが、現在は落ち着きを取り戻しつつあるとのこと。

でも、よくよく考えてみるとAシートは姫路寄から9両目にあり、つまるところ”4+8の12両編成のうち4両編成側”にあります。
当然Aシート改造に回されるのは付属編成である4両編成で、改造の対象は姫路方のクハ。
そんなAシートに改造された4両編成、しばらくは新快速のみでの設定となりそうなので半永久的に”新快速専用編成”となってしまいます。
しかもそれが自分のお気に入りの音を奏でる編成であったとしたら・・・・・・?


223 V3 Before

今回Aシート改造に充てられたのは1000番台のV3編成とV4編成で、V4編成が昨年12月、V3編成が今年1月に網干に入場して改造を受けました。
よりにもよって5本しか存在しない1000番台付属編成が改造に回されることとなり、快速電車ぐらいでしか綺麗に収録出来ない網干の223系だけあって、実質「新快速専用編成」となるのは個人的に大変な痛手でした。
まして東芝車であるV4編成は特に気に入っていた編成で、1次車にしかない「3段階に分かれる音の東芝IGBT」の音が、5種類ある1000番台の音の中で一番好きでした。

しかし、1000番台を収録するのにはいくつかの障壁がありました。
まずはコンプレッサーの問題。
1000番台以降の223系のモハにはSIV一体型のVVVFの他にコンプレッサーが付いており、駅到着時には100%に近い確率で作動し出発時には音がモロ被りします。
よってCPに近い近江塩津寄台車で収録するよりも姫路寄台車で収録する方が賢明ということになります。

次にユニットブレーキの問題。
223系1000番台の基礎ブレーキは踏面両抱きユニットブレーキなのですが、いざ制動をかけるとキーキーうるさい。
この場合4両編成(V編成)より8両編成(W編成)の方がキーキーいいやすく、減速時はこの音が邪魔してくるわけです。
よって最近は比較的難易度の低いW編成よりも、あえて難易度の高いV編成で収録することに価値を見いだすようになりました。

そんな条件に唯一合致する東芝IGBT1次車はV4編成だけとなり、昨年頃からいつか収録せねばと薄々思っていました。
そんな中飛び込んできたV4編成のAシート改造、遂に収録チャンスは新快速のみとなってしまい、半分諦めかけていました。


223 TOSHIBA 1ST

妙ちきりんな筐体から発せられる甲高い非同期音、初期の日立3レベルとも違うエレクトリカルな雰囲気。
東京メトロではこのタイプの音を出す車両が比較的多くいますが、廃車やリニューアルにより数を減らしつつあります。
・・・・・・さあ困った。

しかし、いざAシート充当編成の運用範囲が発表されると、当分の間は「野洲~姫路間」での運行とのこと。
ここで一気に勝機を見いだします。
実は野洲始発の新快速で一度走行音の収録に成功したことがあるのです。
その時は8両で草津までイケたので、比較的混みやすい午前11時手前とはいえ12両であれば草津ぐらいはイケるだろうと踏んだのです。


【走行音のお時間】



収録:2019年3月19日

列車:新快速姫路行き 3449A列車(野洲10:59→山科11:22)

車両:223系1000番台 近ホシV4編成 クモハ223-1008(川崎重工業 1995年竣工)



223 A-Seat


決戦の日当日、野洲時点では見事優勝した(要はガラ空き)わけですが、コレには少しだけこの時期ならではの理由がありました。

1時間前に野洲入りして見張っていたのですが、階段からはかなり遠いはずの最後尾には意外と着席目的の客がやって来るので終始ヤキモキしていました。
30分前ぐらいになるとこれまた階段から遠いはずの乗車位置に人だかりが。

その時はピンポイントに乗車位置に並んでいた集団がいた、つまりAシートに乗り込むために並んでいた乗客が列を成していたのです。
しかもホームいっぱいまでに並んでいたので、それが上手いこと最後尾にやって来る人を近づけないようにしていたのです(本来はダメなことなんだろうけど)。
これは私も予想だにしていないことであり、おかげさまでこのような状態で収録することができました。

奇跡は収録を開始した後も続きます。
まあ時期も時期ですので花粉症持ちの他客が乗ってくることも当然のことで、それはじっと堪え除去可能であれば鼻すすりの音をカットすることで対応しました。
草津到着前におっさんが足音立てて私の目の前にやって来ますが、それにも目を閉じることとします。
その時こそ個人的に少し不満を抱きつつ草津に到着します。


223 IN

・・・・・・奇跡はそこからです。
沢山乗ってこられてもうダメかと思われた草津で、幸いにもビニール袋を持った客も、くしゃみをするような客も、ましてやおしゃべりするグループ客すら乗ってこなかったのです。
ということで草津以西でも収録を続行することに。
南草津を出ると内側線を130km/hで爆走、223系1000番台では特に爆音なWN駆動特有の惰行音(ゴロゴロ音)が最大級の爆音を出します。
勿論130km/hの高速走行を収録したのは史上初のことで、草津で大勢乗ってこられたら実現し得ないことでした。
そして第二関門の石山(階段が近く乗降客も多い、221系の収録もここで撃沈)も同様に難なくクリア、かくして逢坂山を越え山科までの収録に成功したのです。
むしろ草津以西の方が環境が良く、「草津~山科」で公開を検討したほどです。


223 Takatsuki

そのまま高槻まで乗って帰りました。
「△9は有料座席A-SEAT」の詰め詰め感が笑えてきます。

今シーズンは走行音収録を休止した時期もありましたが、その分濃密な収録が出来たのではないかと振り返っています。
2年以上も追い続けた車両を、まさに最高の形で収録を行うことができたのは今シーズン最大の成果かもしれません。
いずれ走行音から卒業しなければならない時期がやってくるのも分かっています、だからこそ今後悔しないような収録ができれば数十年後の自分にとっても誇れるようなものになれたらいいなと思っています。



今回はここまでです。
ありがとうございました。



前ブログに引き続き「鉄道コム」に参加することにしました。
見終わりましたら下のリンクをポチッとお願いします。

https://www.tetsudo.com/blog/





※走行音関連のPostでは「な~ん劇場」はお休みします。

関西私鉄の括りでも、我々関西人にとって行きづらい存在かもしれない近鉄名古屋線。
名局車の大阪線運用が無くなった今では目にする機会も大幅に減った富吉所属の通勤車。

・・・というわけで鳥羽旅行のついでに名古屋線を撮影してきました。


1211 FC92

1200系と2430系、2410系の混成・・・・・・と言うのもまどろっこしいこの編成は名古屋線名物、FC92編成です。
いっちょまえにトイレ(但し和式)が付いているので急行運用で日々名伊間をひた走ります。
後ろにくっついているのは9000系、2両毎に屋根形状が違っているのが何とも面白いです。


12255 N55

名局では唯一の2両スナックのN55編成。
現在ACEの2連がリニューアルを受けていく中で数少ない喫煙ルームの無い2両編成特急車となるこのグループ、扱いづらくなるのは目に見えているのですが今後も使い続けるようで・・・。



2626 X26

これも名古屋線にしかいない丸屋根LC。
被りギリギリのところで回避出来た一作です。



5160 VX10

VX天国名古屋線には大阪線ではまず見かけない後期ロットの5200系が走っています。
5209系は補助電源装置をMGからSIVに変えただけの形式、芸が細かいというか何つーか・・・・・・
後ろには名古屋線最古参級の1810系がくっついています。



23603 iL03

箸休めに普段からよく見るISLをば。
案外名伊ルートは近鉄特急の中でも稼ぎ頭のようで、関東方面から伊勢へ行く人が新幹線から乗り継いでコレを利用するとか。
本数の多さも手伝ってか、名四・名津間の移動でも重宝されています。



2811 AX11

見た目では上の2610系とはほとんど見分けが付かない2800系ですが、窓の大きさ・位置が違っています。
とはいえ2800系は元々ロングシート、後ろの通勤車とは窓位置が揃っています。



30200 V+AL 0165

夕方になってくると名阪特急屈指の珍運用、ビスタを使用した165レが登場します。
大局ではビスタが8両編成以上の運用に入ることが珍しく、大半が4両単品でウロウロしているのが多いです。
一方で大阪難波発でもビスタを使用した名阪特急が存在し、近鉄界隈では旧塗装が入ったりするとちょっとした騒ぎになります・・・・・・汗



5159 VX09

コレが最後の一枚となりました。
さっきのVXと同じ5209系ですが、標識灯が異なっています。




撮影はコレで終了です。
今回はこれでお開き、ありがとうございました。



【告知】

前ブログに引き続き「鉄道コム」に参加することにしました。
見終わりましたら下のリンクをポチッとお願いします。

https://www.tetsudo.com/blog/





【な~ん劇場 その2】

|c||σ.-σ||「超インスピシャウトです」

从c*•ヮ•§ ∫∫( c||^ヮ^|| メイ*σ _ σリ「・・・・・・・・・・・・・・・。」

|c||σ.-σ||「頭に、”か”のつく・・・・・・・・・・・・・・・アメリカの州」

 メイ*σ _ σリ「カリf・・・・・・」

∫∫( c||^ヮ^||「海産物のいっぱい獲れるオレゴン州!!」

|c||σ.-σ||「ぶっぶー!!ですわぁ!!」

メイ*σ _ σリ「妨害しないでください果南さん!!」

∫∫( c||^ヮ^||
「確かにヤマかけてるんだけどそのヤマが当たらないんだって!!」



【To be coutinued・・・・・・?】

現在神戸市営地下鉄では一大プロジェクトとして、既存の1000形・2000形・3000形を最新型の6000形に置き換える計画が着々と進められています。
先月16日には6000形の第一編成「第29号車」こと6129Fが運用を開始、第二編成の6130Fとともに運用に就いています。



6629

運用開始前は入念に試運転を行っていました。しかもほぼ毎日。
6000形は今までの両端にMM’ユニットを置くMT配置から、北神急行7000系に準じた先頭Tcの3M3T編成とされました。
勿論神戸市電時代から続く車番フォントも健在です。



6000 VVVF

VVVFは日立製のパワユニ部分が小さい2010年代後半の流行の形状で、勿論見た目から分かるはずは無いのですが”ダイオード部にSiC-SBD”を使用したハイブリッドSiC-VVVFとなっています。
SiC-VVVFという言葉自体ちゃんちゃらおかしいものなんですが、メーカーがこういう表現をしている以上仕方がありません。
主電動機は慣例に則って東芝製のIMになりました。
歯車比は従来車の15:98(6.53)でもなく北神急行の15:101(6.73)でもなく、まさかの15:100(6.67)。
他車でこんな歯数設定しているのは見たことが無い上、大歯車が100というのも前代未聞です。




1609

ここからは公式で発表されている廃車予定の車両を順番に載せていきます。
まずは1983年増備の1109F、2005年に電機子チョッパから2レベルのIGBT-VVVFに更新された1000-02形の片割れです。
2月末で運用を離脱した1115Fに引き続き、まもなく運用を離脱しそうな編成です。




3623

次に1992年竣工の3123F、運用開始から25年が経過しています。
しかしこの3000形にも容赦無く、2019年度で廃車になることが決まっています。
しかも後々カットボディとして保存されるということで、ホント何が起こるか分からないですねぇ・・・




3627

3000形の2次車として1994年に登場した3127Fですが、この編成ですら廃車になるということは単純に検査切れ次第での廃車ということと推測できます。
今年度廃車になる編成では最も若い編成ですが、容赦無いです。




3124-Uline

その次もまた3000形で、1993年登場の3124Fとなっています。
撮影は2017年8月、まだ三宮駅にホームドアが設置される前でした。




1602

最古参車1000-01形からは現時点最若番の1102Fが廃車となります。
補助電源装置はMGのまま変わらず、CPもHB-2000のままとかなり原形をとどめている編成でもあります。
ここまで来といて1000形の廃車が少ないというのも意外な気がしますが、ここまででGTO-VVVFの編成の廃車が通算で5編成となるため、2019年末時点で残るGTO車は1000-01形が5編成と3000形3編成の8編成。
音目的で西神・山手線を訪れる方は注意が必要です。



1611

2019年度最後の廃車となるのがこの1111Fです。
2月末に運用を離脱した1115Fのことを考慮すると搬出までには凡そ3ヶ月を要すると推測され、大凡の予想ではこの編成の運用離脱は2019年内。
しかし今後も廃車は続いていくわけで、この編成が運用を離脱する頃には2020年度の廃車予定編成が公表されると思われます。



【おまけ】

1101-Uline

2018年7月で運行を終了、先頭車が保存となった1101Fの写真を載せておきます。
竣工は1976年、1977年の開業から足かけ41年の活躍をしました。




7151

7153

こうやって淘汰されていく市営地下鉄の車両とは裏腹に、これからも活躍を続けていくのが北神急行の車両。
7000系は2015年から電気機器の更新(GTO→フルSiC)を行い、7000-A系に生まれ変わりました。
2017年からは既存の方向幕をLED方向板に交換、見た目も一新しました。
現時点で7051Fのみが方向幕、7052F~7055FがLEDになっています。

今後阪急との相互乗り入れの話も進んでいく中で、北神急行と7000系はどう翻弄されてしまうのか、今後の動向が非常に気になるところです。




今回はこれでお開き、ありがとうございました。



【告知】

前ブログに引き続き「鉄道コム」に参加することにしました。
見終わりましたら下のリンクをポチッとお願いします。

https://www.tetsudo.com/blog/




【な~ん劇場 その1】

从c*•ヮ•§「果南ちゃん理系ってホント?」

∫∫( c||^ヮ^||「まあどっちかというとそうなのかもね」

パサッ

从c*•ヮ•§「あ」

3年1組 松浦果南 「45点」

∫∫( c||^ヮ^||「あ、世界史のテスト・・・」

从c*•ヮ•§「ホント果南ちゃん理系でよかったと思うよ」



【To be coutinued・・・・・・?】

皆さんどうも、私は以前Yahoo!ブログで4年間ブログを続けてきた鉄道ファンの端くれ「みこと」という者です。
この度ここに新館として新たに始めることとし、本業の走行音から撮影記録、古い看板集め、アニメ(主にラブライブ)まで幅広くやっていきたいと思っています。
あくまで浮上の中心になるのはTwitterで、ブログで記事を書いたりするのは月に数回あったり無かったりする程度ですが、更新する都度見ていただければ幸いです。

新天地で慣れないところも多々ありますが、何卒よろしくお願いします。


6453

↑ 2018年11月21日 阪急嵐山駅



【業務連絡】
次回から”な~ん劇場”が始まります  ・・・・・・∫∫( c||^ヮ^||

↑このページのトップヘ