今のところなんとかモチベーションは維持してやってます・・・。
今回は以後お話しする内容の前提ともなり得る重要な系統のお話をここでしておこうと思います。



Osaka TM819 71namba

【71】なんば行き
日野自動車 ブルーリボンⅡPJ-KV234L1
鶴町営業所所属 36-0819号車(2006年式)

71号系統は鶴町四丁目から大正通を通り、大阪ドーム手前(大正橋)で千日前通に合流、地下鉄桜川を経由してなんばバスターミナルに至る路線です。
この71号系統こそが鶴町営業所の中でも一番のドル箱路線で、大正区から直接なんばに行けるという利便性もあってか日中1時間に6本以上も確保されています。
尚、この系統には急行便は設定されていないため、朝夕ラッシュ時間帯は以前に紹介した急行便を補完する役割を果たしています。
以下に主な経由地を記載しておきます。

[なんば]-[JR難波駅前]-[地下鉄桜川]-[大正橋(大正駅前)]-[三軒家]-[南泉尾]-[大正区役所前]-[中央中学校前]-[大運橋通]-[鶴町二丁目]-[鶴町四丁目]



Osaka TM1417 71namba

【71】なんば行き
いすゞ エルガ PDG-LV234L2
鶴町営業所所属 19-1417号車(ゼブラバス復刻)(2009年式)

鶴町営業所の中でも特に需要の高い路線のため、なんば行き始発は鶴町四丁目午前5:22発、鶴町四丁目行き終車はなんば午後11:59(いずれも平日)とシティバスの中でも一二を争うレベルです。

この系統以外にも大正通には多くのバスが行き交いますが、そんな需要の大きい路線だからこそ定時運行は気になるところです。
そこで当時の大阪市交通局は2004年に鶴町二丁目~三軒家の間で「公共車両優先システム(PTPS)」を導入し、専用バスレーンとともに高密度区間の定時運行を支えています。(いまざとライナーよりも余っ程BRTらしく見えるのは公然の秘密)
それ以前にも大正通では1988年より都市新バスシステムとして「グリーンエースⅡ」が導入されており、かつてのグリーンエース対応車は幕が緑地に白文字という異彩を放つ存在だったようです。
その証拠に、大正通のバス停は屋根あり・壁ありのテラス形という豪華仕様となっており、路駐防止のためバス停部分が歩道から張り出して設置されている特徴があります。




次回に続く・・・(はず)